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NTT Com、未知のマルウェアを検知するサービスを強化 i-FILTER連携に対応

 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は12日、未知のマルウェアの侵入を検知するサービス「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」において、防御・検知機能を強化すると発表した。

 「WideAngleマネージドセキュリティサービス RTMD」は、サンドボックス技術を用いて未知のマルウェアの侵入を検知するサービス。マルウェアを検知するだけでなく、パロアルト、ブルーコートといったセキュリティベンダーの製品と連携し、通信を即座に遮断するオプション機能(通信遮断オプション)も提供しているが、今回はデジタルアーツのWebフィルタリング製品「i-FILTER」との連携機能を標準メニューとして提供する。

 これによりユーザー企業は、従来は自社のICT環境への侵入検知・防御が困難だった、添付ファイル付メールの受信やWebサイトでのファイルダウンロードなどの経路で侵入する未知のマルウェアを、自社のICT環境とインターネットとの接続点において遮断できるようになるとのこと。

 「通信遮断オプション(i-FILTER)」の価格は、月額28万円(税別)。

石井 一志