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日立Sol、WebアプリやC/Sシステムで利用可能なSSOソフトウェア「Single Sign-On Manager」

 株式会社日立ソリューションズ(日立Sol)は13日、シングルサインオン(SSO)ソフトウェア「Single Sign-On Manager」を発表した。従来製品「SRGateCA」の後継として、10月14日より販売開始する。

 「Single Sign-On Manager」は、企業内に存在する複数のWebシステムや業務システムへのログインを、1回の認証で実現するSSOソフトウェア。クライアントPCにソフトウェアを導入するクライアントエージェント(代行入力)方式のため、Webシステムだけでなく、独自のログイン画面を利用するようなクライアント/サーバー(C/S)システムにも対応できるという。

 また、Active Directory(AD)やOpen LDAPなどのユーザー管理サーバーとの連携が可能なほか、サーバーを構築せずにスタンドアロンでも利用できるので、既存システムやアプリケーションへの影響が少なく、低価格かつ短期間での導入にも対応するとのこと。加えて、海外の現地法人で働く従業員など、国内だけでなくグローバルでも利用しやすいように、英語OSでも利用可能になっている。

 さらに今回は、SSOをより簡単に、かつログインのセキュリティ強化も行いたいというニーズに応えるため、指静脈認証システム「静紋」との連携に対応した。

 価格(税別)はボリュームによって変わるが、例として1ユーザーライセンスが1万円、100ユーザーライセンスが70万円。

石井 一志