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EMCジャパン、上級者向けデータサイエンティスト育成トレーニングコースを新設

 EMCジャパン株式会社は14日、上級者向けのデータサイエンティスト育成トレーニングコース「Advanced Methods in Data Science and Big Data Analytics」を新設し、11月から提供開始すると発表した。同時に、従来5日間で提供していた基礎コース「Data Science and Big Data Analytics」の3日間コースも開設する。

 EMCが、2012年よりスタートしている「データサイエンティスト育成トレーニングコース」は、米国の数理統計解析の専門家集団「データサイエンティスト チーム」が中心となり教育カリキュラムを開発。世界22カ国でトレーニングを提供しており、日本国内での受講企業数は100社、受講者数はのべ400名超で、米国に次ぐ実績となっている。

 新しい上級者向けの「Advanced Methods in Data Science and Big Data Analytics」は、既存の「Data Science and Big Data Analytics」コースの次のステップについて学習し、よりハイレベルなスキル習得を目指すコース。受講料は37万5000円(税別)。初回開催日時は11月30日~12月4日の5日間。開催場所はEMCトレーニングセンタージャパン(川崎)。定員は20人。

 主に焦点となる分野は、Hadoop(Pig、Hive、HBaseを含む)、自然言語処理、ソーシャルネットワーク分析、シミュレーション、ランダム フォレスト、多項ロジスティック回帰、データのビジュアル化など。オープンまたはベンダー非依存なアプローチを採用することによって、ビッグデータの課題を処理するため、いくつかのオープンソースツールを扱う。初回は、シニアテクニカルインストラクターを務めるマイケル・ヴァンダードンク氏が来日し、講義を行う(同時通訳あり)。

 「Data Science and Big Data Analytics 3日間コース」は、全5日間の日程で行われている既存コースの内容を3日間に集約。既存コースから、Rを使用した基本的なデータ分析方法の確認や、高度な分析(理論と方法、テクノロジーとツール)、データのビジュアル化技術などの内容を抜粋し、短期間で集中的に学習する。受講料は22万5000円(税別)。初回開催日時は11月18日~11月20日の3日間。開催場所はEMCトレーニングセンタージャパン(川崎)。定員は20人。

三柳 英樹