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「ニフティクラウド mobile backend」、アプリ受託開発会社を対象とした販売パートナー制度を開始

 ニフティ株式会社は6日、スマートフォンアプリ開発に特化したクラウドサービス「ニフティクラウド mobile backend」において、アプリの受託開発を行う企業を対象とした販売パートナー制度「ニフティクラウド mobile backend パートナープログラム」を開始した。

 「ニフティクラウド mobile backend」は、会員管理・認証やプッシュ通知など、スマートフォンアプリに共通して必要となるサーバーサイドの機能を、APIやSDKを用いてクラウド上で提供するmBaaS(mobile Backend as a Service)。多様なサーバーサイド機能を容易に実装可能で、開発費用と工数の削減が可能。2013年9月の提供開始以来、個人開発者に加えてゲーム開発会社やアプリ受託開発会社の利用が進み、現在ではアクティブ利用者の約7割が法人利用者となっており、導入されたアプリは1万件を超えているという。

 パートナープログラムは、「ニフティクラウド mobile backend」を再販もしくは取次販売するアプリ受託開発会社に、ニフティが技術サポートや出張セミナーなどを無償で提供するパートナー制度。販売実績に応じて、各種イベントへの共同出展や共同セミナーなどのプロモーション連携、アプリ開発案件の紹介も行う。参加費用は無料で、販売ノルマなどはない。

 ニフティでは、パートナープログラムによって、mBaaSの活用ノウハウをより多くのアプリ受託開発会社に知ってもらい、アプリの企画・開発段階からmBaaSを活用してもらうことで、アプリ開発のコスト削減とスピードアップに貢献していきたいとしている。

三柳 英樹