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多言語映像通訳サービス「V-CUBEトランスレーター」、手話通訳と文字通訳サービスを追加

 株式会社ブイキューブとパイオニアVC株式会社は29日、モバイル端末やPCから通訳オペレーターにつなぐ多言語映像通訳サービス「V-CUBE トランスレーター」について、手話通訳と文字通訳サービスを追加し、提供を開始した。

 V-CUBEトランスレーターは、インターネット回線を使い、世界中どこからでも通訳オペレーターと接続することができる映像通訳サービス。パイオニアVCの技術を利用した高品質な音声でオペレーターの顔が見えるリアルタイム通訳とともに、PCの画面共有による地図や観光ガイドなど資料を利用したコミュニケーションも利用できる。

 29日からは、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、ロシア語の7言語に加えて、新たに株式会社プラスヴォイスが提供する日本の聴覚障害者向けの手話通訳と、オペレーターがテキストを使い会話をサポートする文字通訳サービスを追加。自治体の公的窓口などで聴覚障害者とのコミュニケーションにも利用できるようサービスを拡充した。

 今後は、V-CUBEトランスレーターの専用ステッカーをサービスが利用可能な店舗や施設に配布し、利用可能な場所が分かりやすいようにしていく。また、ブイキューブとパイオニアVCでは、今後もニーズを取り入れながら、対応言語やサービス提供範囲を拡充していくとしている。

「V-CUBEトランスレーター」のサービス画面とステッカー

三柳 英樹