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NTT Com、OpenStack Foundationの企業スポンサーに

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は19日、5月より、OpenStack開発の母体となっている「OpenStack Foundation」のCorporate Sponsor(企業スポンサー)に加盟すると発表した。これにより、オープンソースのクラウド技術発展に貢献するとともに、OpenStackの技術ノウハウを蓄積して自社のサービス開発力を強化し、グローバルにおいて、より柔軟で信頼性の高いクラウドサービスを提供していくという。

 NTT Comはすでに、日本におけるOpenStackの普及推進のためのコミュニティである「日本OpenStackユーザ会」の賛同企業として2月に加盟しているほか、3月にはOpenStack FoundationとCorporate Contributor License Agreement(CCLA)を締結し、コントリビュート活動を開始している。

 今回はさらに、OpenStackに関する技術開発力やプロモーション活動の強化、クラウドサービスのさらなる品質向上に向けて、「OpenStack Foundation」のCorporate Sponsorに加盟。OpenStackエコシステムでのコントリビュート活動を通じて、グローバルにおけるクラウドサービスの強化・拡充をさらに進めていくとのこと。

 またNTT Comでは、現在開発を進めている「次世代クラウド基盤」において、OpenStackに関する技術ノウハウも取り入れる方針。あわせて、OpenStack Foundationへの仕様提案活動などのコントリビュート活動を加速していくとともに、OpenStackの普及・推進にも努めるとしている。

石井 一志