ファーストリテがグローバルで人事を標準化、WorkdayのSaaS採用

　米Workdayは9日（日本時間）、アパレル製造小売業大手の株式会社ファーストリテイリング（以下、ファーストリテ）がグローバル人事を支えるクラウドサービスとして「Workday ヒューマンキャピタルマネジメント（以下、Workday HCM）」を採用したと発表した。

　世界22カ国で約9万人の従業員が働くファーストリテは、国内外合わせて約2800店舗を構え、企画から生産・販売までを一貫して行い、ユニクロ、ジーユー、セオリー、コントワー・デ・コトニエ、プリンセス タム・タム、JBrandなど多数のグローバルアパレルブランドを展開している。

　Workday HCMは、採用から退職までのを管理する「人事管理」、人材の配置・評価、教育プログラムの策定などが可能な「タレントマネジメント」、人材の発掘・求人を管理する「リクルーティング」に加え、「勤怠管理」や「給与計算」といった機能を備えたクラウドサービス。ファーストリテの全世界の人事プロセスを標準化し、ビジネス全体の効率性・生産性向上を支援する。

　また、Workdayコミュニティを通じて世界中のWorkdayユーザーとの情報・意見交換も可能に。クラウド型なのでビジネスの成長に合わせて利用規模を大きくし、モバイル端末でどこからでも利用できるのも特長という。