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パナソニックNETS、スマホ連携に対応したWeb勤怠管理システム「MajorFlow Time」新版

 パナソニック ネットソリューションズ株式会社(以下、パナソニックNETS)は3日、Web勤怠管理システム「MajorFlow Time」の新版を4月15日より提供開始すると発表した。社外に専用サーバーを設けることで、スマートフォンから勤務実績の入力などを行えるという。

 「MajorFlow Time」は、就業時間・有給休暇残数の管理や給与システムへのデータ出力自動化などを行える勤怠管理システム。Web画面から「出社」「退社」などの打刻を実行できる「Web打刻入力」、1日の勤務時間をプロジェクトと工種の2階層(例:店舗ごと/作業内容ごと)に分けて管理・集計・出力する「プロジェクト工数の実績管理」といった機能も搭載している。

 今回の新版では、DMZなどに専用の中継サーバーを設置することで、スマートフォンやタブレット端末などからの利用をスムーズにする「スマートフォン連携機能」を新たに提供した。これによって、勤務表入力(プロジェクト工数入力除く)、Web打刻、届出入力、勤務表月次申請、日次チェック、月次承認といった作業を、スマートデバイスから行えるようになり、直行直帰の多い営業職や人材派遣業など、より多くのビジネススタイルで利用可能になったという。スマートデバイスのOSは、iOS 8とAndroid 4.4に対応する。

 また、以前からサポートしていたInternet Explorerに加え、一部機能のみの対応だったChromeブラウザに完全対応した。

 価格は、ライセンス費用が80万円(税別、最小ユーザー数50名)から、年間保守費用が20万円(税別)から。パナソニックNETSでは、2015年度末までに100社への販売を目標としている。

石井 一志