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ファーストリテ、グローバルでの経費管理に「コンカー」採用

 株式会社コンカーは3日、株式会社ファーストリテイリング(以下、ファーストリテ)がグローバル経費管理基盤として、経費管理クラウド「Concur Expense」を採用すると発表した。

 ユニクロ、ジーユー、セオリー、コントワー・デ・コトニエ、プリンセス タム・タム、J Brandなど複数のブランドを展開するファーストリテでは、日本国内におけるロードサイド店、ショッピングモールへの展開に加え、銀座・新宿・大阪心斎橋へのグローバル旗艦店・繁盛店の展開を進めている。また、ニューヨーク五番街、ロンドン、上海など海外にもグローバル旗艦店を数多く展開するなど、グローバルビジネスを積極的に推進中。

 その経費管理として、Concur Expenseを2015年2月を目途に日本での利用を開始し、中国、韓国、東南アジア、欧米各国などに順次広めていく計画としている。

 Concur Expenseは、企業向け業務SaaSベンダーとしては世界2位の米Concur Technologiesが提供するサービス。日本法人は2011年に設立された。2014年には独SAPが米Concurを買収(記事)。現在はSAPグループとして事業を展開している。

川島 弘之