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江ノ電をもっと楽しもう! iBeaconで各種案内サービス開始

 江ノ島電鉄株式会社と株式会社夢現舎は、株式会社ユニティベル、株式会社芳和システムデザイン、株式会社アウリスの協力の下、iBeaconを利用した情報発信アプリ・サービス「江ノ電なび」の試験運用を2月5日から開始した。

 江ノ電ナビは、江の島・鎌倉方面を訪れる顧客に江ノ電沿線をより楽しんでもらえるよう、観光・イベント情報など便利で楽しい情報を提供するナビアプリ。各駅や直営店舗、江の島シーキャンドル、江の島エスカー乗り場といった江の島にある島内施設に近づくと、ビーコンを受信し専用アプリが音とともに関連情報を一覧表示する。その中から見たい上方をタップすることで、時刻表はもとより、観光・イベント情報などのお得情報を入手できる。この駅の時刻表、この付近の観光情報、この付近で開催されているイベント情報など、ちょうど良いタイミング(その場・その時)でスマホに情報提供できるのが特徴という。

 同アプリを利用したイベント情報提供の第1弾として、2/1~3/1まで開催している「江ノ電 バレンタインスイーツラリー」に関する情報を発信しており、期間中はスイーツラリー参加店でも情報を配信。パンフレットに掲載されていないアプリだけの独自情報も配信している。

 今回のサービスは、「ハウスクエア横浜」住宅展示場アプリ、よみうりランド「ジュエルミコンシェル」アプリ、神奈川産業振興センター「テクニカルショウ2015」展示会アプリに続く第4弾。今後の展開として、夢現舎は引き続きiBeaconを利用したさまざまなアプリを開発・提供するほか、住宅展示場やアミューズメント施設での情報提供だけでなく、ショッピングモールなどの商業施設や店舗での情報発信、観光地・各種イベント・地域の情報化からマーケティングに活用できるアプリ開発も行っていく考え。

川島 弘之