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ニフティ、「ハコクラ」にCTIサービスと電子帳票ワークフローサービスを追加

 ニフティ株式会社は15日、SaaSを箱形のパッケージにして提供する「ハコクラ NIFTY Cloud selection」(以下、ハコクラ)のラインアップに、店舗向けCTIサービス「シンカCTI」と、電子帳票ワークフローサービス「Streamline」の2タイトルを追加し、提供を開始した。

 「ハコクラ」は、SaaSを一定期間試用できるプロダクトキーと利用マニュアルを同梱してパッケージ化し、SaaSを簡単に購入できるようにしたもの。試用期間終了後に継続を希望する場合は、ウェブサイトから申し込むことで月額または年額料金で正式版に移行できる。

 新パッケージの「シンカCTI」は、電話着信時に登録されている顧客情報をPCやタブレット、スマートフォンに表示するサービス。購入商品や折衝履歴を見ながら対応できるため、リピート率や顧客単価のアップに貢献する。試用期間は30日間。継続利用する場合の料金は、ひかりプラン(5回線まで)が初期費用6万円(税別)、月額費用9800円(税別)。本サービスは光ファイバーによるインターネット接続のみに対応する。

 同じく新パッケージの「Streamline」は、紙の申請業務をそのまま電子ワークフローに移行できるサービス。PCやスマートフォン、タブレットからの申請や報告、承認が可能になるため、業務効率を大幅にアップさせ、コスト削減が可能。現在利用中の稟議書や勤怠届けの書式を、そのままワークフローの申請フォームとして利用できる。試用期間は30日間。継続利用する場合の料金は、初期費用5000円(税別)、月額費用が1ユーザーあたり300円(税別)。

三柳 英樹