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スターティア、クラウドファイルサーバーサービスをリニューアル

 スターティア株式会社は7日、クラウド型のファイル共有サービス「セキュアSAMBA」のフルリニューアルを行ったと発表した。

 「セキュアSAMBA」は、法人向けに提供されているクラウド型ファイルサーバー。インターネットがあれば、外付けHDDのような感覚で、外出先でも簡単にファイル共有を行えるという。

 今回のリニューアルでは、まずセキュリティを強化し、従来は有料オプションだったファイルのウイルスチェック機能を全プランに標準装備したほか、クラウドファイルサーバーにアクセスできる端末の制限機能を搭載した。またグローバルIPアドレスごとの制限や、フォルダ内のファイルの閲覧権限設定などにも対応している。

 スマートデバイス向けには、App StoreおよびGoogle Play経由でアプリを提供し、スマートデバイス経由でのファイルアクセスや、スマートデバイスで撮影した写真のアップロードなどを容易に行えるようにした。さらに、シャープ製複合機との連携により、スマートデバイスからの直接印刷をサポート。複合機でスキャンしたデータを直接クラウドファイルサーバーに保存したり、受信したFAXデータを出力することなくクラウドファイルサーバーに保存したり、といったことも可能になっている。

 あわせて、ファイルダウンロード用のリンクを生成できる機能により、大きなファイルをメール添付することなく、簡単に受け渡せるとのこと。

 価格例は、1台のサーバーを複数のユーザー企業で利用する共用型の場合、5ユーザー/20GBで、初期費用が1万円(税別)、月額費用が5000円(税別)。20ユーザー/100GBで、初期費用が1万円(税別)、月額費用が1万5000円(税別)。ユーザー企業専用の物理サーバーを提供する専用型では、20ユーザー/100GBで、初期費用が3万円(税別)、月額費用が2万4800円(税別)などとなっている。

石井 一志