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パナソニック、情報システム子会社を富士通に売却、IBM子会社にも転籍

 富士通株式会社とパナソニック株式会社は1日、パナソニックの情報システム子会社「パナソニックITソリューションズ株式会社」の全株式を富士通が取得したと発表した。

 これに伴いパナソニックITソリューションズは、「富士通ITマネジメントパートナー株式会社」に商号を変更。パナソニックグループ向け情報システムの運用・保守・開発にかかるアウトソーシングサービスを開始した。新会社の資本金は1億円で、従業員数は約500名。

 また日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)とパナソニックからは、6月までパナソニックITソリューションズに在籍していた要員約400名を、日本IBMの子会社である日本アイ・ビー・エム・サービス株式会社(ISC-J)に同日付けで迎え入れることが発表された。

 日本IBMでは、これにより、アプリケーションおよびITインフラの構築・運用・保守業務に関する、パナソニックグループ向けのアウトソーシングサービスを拡充していくとしている。

石井 一志