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NTTデータ、統合運用ソフト「Hinemos」の技術者認定プログラムを開始

 株式会社NTTデータは25日、オープンソースの統合運用ソフト「Hinemos」を用いてシステム運用設計や環境構築に携わる技術者に向け、「Hinemos技術者認定プログラム」を提供すると発表した。7月10日より順次スタートする。

 まずは、Hinemosの基本的な機能に関する技術研修・試験を行う「Hinemos認定アソシエイト」から開始し、「監視」と「ジョブ」の2つのコースを用意した。問題は全25問の選択式で、いずれも各コースの内容に即した「Hinemosハンズオン研修コース」がセットになっており、料金はその受講費用含めて7万200円(税込)。試験単体(1万800円・税込)についても、10月以降の開始を予定している。

 また10月からは、システム管理に必要なHinemosの全機能を用いた技術試験を行う、上級者向けの「Hinemos認定プロフェッショナル」も開始する。こちらは全40問の選択式となり、受験料は2万1600円(税込)。

 なお、この技術者認定プログラムでは、一定水準のスキルを持つ受験者に対して「Hinemos認定技術者」の認定を行い、その認定を取得した受験者に対しては、認定コースごとに、スキル水準を満たしていることを証明する認定証と、名刺などに利用できる認定ロゴを付与する。

 NTTデータでは、Hinemos認定アソシエイトは年8回、Hinemos認定プロフェッショナルは年4回の頻度で試験を開催する予定で、今後、このプログラムを通じて年間500名のHinemos認定技術者の輩出を目指すとしている。

石井 一志