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「三井のリパーク」駐車場検索アプリ、サービス提供基盤にWindows Azureを採用

 日本マイクロソフト株式会社は28日、三井不動産リアルティ株式会社と株式会社デジタルアドバンテージが提供する「三井のリパーク」時間貸し駐車場を検索できるスマートフォンアプリの提供基盤として、マイクロソフトのクラウドサービス「Windows Azure」が採用されたと発表した。

 「三井のリパーク」駐車場検索スマートフォンアプリは、現在地周辺やこれから訪れる目的地周辺の地図を表示し、「三井のリパーク」時間貸し駐車場の所在地や、各駐車場のリアルタイムの空車状況を確認できるアプリ。iPhone版とAndroid版の提供を3月3日に開始する。App StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードできる。

 地図の表示エンジンに、デジタルアドバンテージの「PinPoint Engine(ピンポイントエンジン)」を採用し、地図の移動や拡大・縮小が軽快に行える。各駐車場の料金設定を地図上のピンをタップするだけで確認できる機能や、駐車経過時間の確認、現在地から駐車場までの徒歩でのナビゲーション機能、株式会社デンソーのNaviCon(ナビコン)と連携し、検索した駐車場の位置情報をNaviConを介してカーナビにBluetooth/USB経由で転送できる機能などを備える。

 三井不動産リアルティとデジタルアドバンテージでは、アプリの提供基盤として日本マイクロソフトのクラウドサービス「Windows Azure」を採用。Windows Azureが備える耐障害性とスケーラビリティにより、サービスの継続提供を確実にするとともに、アクセスが集中した場合でも処理速度が低下することなくサービスが利用できるとしている。

トップ画面イメージ
駐車場検索画面イメージ

三柳 英樹