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FNETS、スマホで観光案内「街めぐ」開始、アプリを公開
源頼朝・北条政子の足跡たどる「鎌倉編」から
(2014/2/27 13:42)
富士通ネットワークソリューションズ株式会社(以下、FNETS)は27日、スマートフォン用の観光クラウドサービス「街めぐ」の一般提供を開始した。まずはトライアルとして「街めぐ 鎌倉編」(源頼朝コース・北条政子コース)を無償で提供する。
街めぐは、スマホに内蔵されたGPS機能により現在地を確認しながら、あらかじめ地図上に登録されている観光スポットを最適なルートで効率的に楽しく散策できるクラウドサービス。
各スポットの周辺では、スマホカメラを目的地の方向にかざすと、観光スポットの名称とそこまでの直線距離が画面上に表示。画面上で観光スポットにタッチすると音声ガイドも聞けるため、見所の解説を聞きながら散策できるという。
自分が移動した軌跡と撮影した写真を地図上に自動表示する機能も備え、旅の思い出となる散策記録を自動作成することも可能。
対応OSは、Android 2.3以上、iOS 4.3以上。
源頼朝と北条政子ゆかりの地を楽しめる
同社として初のコンシューマビジネス展開となる。そのトライアルという位置づけで「街めぐ 鎌倉編」(源頼朝コース・北条政子コース)を無償提供する。コースとコンテンツの監修は、元鎌倉世界遺産登録推進協議会 広報部会長の内海恒雄氏。通常の観光パターンに多い大仏、鶴岡八幡宮などの有名スポットだけでなく、鎌倉幕府を開いた源頼朝と妻の北条政子にまつわる縁(ゆかり)の場所を楽しめるのが特長。具体的に、頼朝が崇拝した鶴岡八幡宮・荏柄天神、頼朝が建立した永福時や頼朝の墓、政子が開基し供養の墓がある寿福寺や、政子が深く関わったとされる岩船地蔵堂、妙本寺、安養院などを巡り、鎌倉の歴史や文化をより身近に感じられるものになっているという。
FNETSでは今後、「鎌倉編」のコース追加と、他地域への展開も図っていく。