日立、社長兼COOに東原敏昭専務が就任へ～中西宏明社長は会長兼CEOに

新社長に就任する予定の東原敏昭氏

　株式会社日立製作所（以下、日立）は8日、取締役社長ならびに取締役会長の異動を発表した。4月1日付けで、現社長の中西宏明氏が取締役 代表執行役 執行役会長兼CEOに就任するほか、現専務の東原敏昭氏が、代表執行役 執行役社長兼COOに就任する。また、現会長の川村隆氏は、3月31日付けで会長を退任。取締役も6月の定時株主総会で退任し、相談役に就任する予定とした。

　東原氏は徳島県出身の58歳。1977年に日立に入社後、列車の運行管理や電力管理制御といった情報管理制御に携わったほか、情報・通信グループのCOO、電力グループのCOOなどを歴任。2008年4月から日立パワーヨーロッパのプレジデント、2010年からは日立プラントテクノロジーの社長を務め、2011年4月に日立の常務に就任。2013年4月からは現職の執行役専務 医療事業担当、インフラシステムグループ長兼インフラシステム社社長を務めている。