ニュース

NI+C、ITIL準拠サービスデスクツールをForce.com上で提供

 日本情報通信株式会社(NI+C)は1日、ITサービスマネジメント業務を支援する「RESSO on cloud」を、株式会社セールスフォース・ドットコム(セールスフォース)の「Force.com」上に構築し、SaaSとして発売した。併せて、「RESSO on cloud」のトライアルサイトもオープンする。

 RESSO on cloudは、NI+Cが提供するITIL準拠サービスデスクツール「RESSO」をクラウドサービスとして提供するもの。ITILプロセスに基づき、ITサービスに関わる問い合わせや問題の根本原因、システム変更、リソース情報、構成情報、ドキュメント情報などを複数拠点間で一元管理することで、業務システムの維持管理業務を効率化し、事業継続のリスク管理を最適化するという。

 特徴としては、NI+Cのシステム開発から維持・運営に至るノウハウを基にした機能が利用でき、クラウド型なので接続拠点を意識せずに企業間/チーム間/チーム内でのコミュニケーションや情報共有が可能。レポート機能とダッシュボード機能も充実しているため、組織内の状態を視覚的に把握できるほか、タブレット端末からのアクセスにより、外出先での情報判断も可能となる。

 利用できる機能は「案件・故障管理」「ダッシュボード」「ナレッジ機能」「変更・リリース管理」「ワークフロー」。価格は5000円/ID(10ID単位で申し込み可能)。「RESSO on cloud」を試用できるトライアルサイトもオープンしている。

川島 弘之