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ソフォス、VMware vShield対応のサーバー向けウイルス対策ソフト

 ソフォス株式会社は12日、サーバー向けのウイルス対策ソフト「Sophos Server Protection」を発表した。以前から提供している「Sophos Anti-Virus for Server License」にVMware vShield Endpoint向け機能を加え、今回より名称を変更している。

 Sophos Server Protectionは、さまざまなサーバー環境に対応したウイルス対策ソフト。Windows、Linux、UNIXの物理環境のみならず、Hyper-V、vSphere/ESX/ESXi、XenServerといった仮想環境をサポートしており、サーバー向けのウイルス対策環境を統合管理することができる。

 さらに、VMware vShieldに対応しているため、従来型のウイルス対策製品に比べて消費するリソースを大幅に節減可能。vShield Endpointでのエージェントレスのスキャンによって、スキャンとアップデートによるリソースの大量消費を防ぎ、一元的な仮想セキュリティアプライアンスによって、ホスト上にあるすべてのWindows仮想マシンを自動的に保護する。

 なおSophos Server Protectionでは、OSの種類や、物理サーバー、仮想サーバー、vShield利用の有無などの形態を問わず、保護すべき1つのサーバーOSあたり1ライセンスという、わかりやすいライセンス体系を採用しているのも特徴とのこと。

石井 一志