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NetIQ、システム連携などを強化したITプロセス自動化ソリューションの新版

 ネットアイキュー株式会社(NetIQ)は2日、ITプロセスの自動化ソリューション「NetIQ Aegis(イージス)」において、新版「NetIQ Aegis 3.0」を同日より提供開始すると発表した。今回の新版では、ワークフロー開発機能や他システムとの連携が強化されているという。価格は250万円から。

 NetIQ Aegisは、業務プロセスをワークフロー化・自動化することで、コンプライアンスやセキュリティの要件を満たしつつシステム運用管理の負荷を軽減し、業務を効率化するソリューション。これを利用すると、ユーザー企業は既存のポリシー、プロセス、IT管理ツールを活用しつつも、これまで手作業で実施していた単調なIT関連作業やドキュメント作成を自動化できるため、コスト削減やサービスレベルの一貫性の維持などを実現できるという。

 新版では、プロセス設計を行いながら、そのプロセスのテストとデバッグを行えるようになったので、開発効率を大幅に改善。また、Webサービス経由でAegisと連携するための、新たなフロントエンドAPI(SOAP、REST、JSON)を搭載し、他システムとの連携を行いやすくなった。さらに、NetIQ Aegisの入力フォームをスタンドアロンで利用できるようにしたほか、Windows 8、Windows Server 2012、SQL Server 2012といった最新プラットフォームに対応している。

石井 一志