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NTTアイティ、Webフィルタ機能を強化したICT教育支援ツール
(2013/5/13 16:39)
NTTアイティ株式会社は13日、学校教育向けに2012年6月より販売しているWebブラウザ型教育支援ツール「サイバー先生」に、デジタルアーツ製フィルタイングソフト「i-FILTER」のデータベースと連携する新機能を搭載し、6月3日より提供を開始する。
サイバー先生は、教師のPCに表示された教材コンテンツや画像データを簡単な操作で生徒児童用タブレットに一斉表示できるWebブラウザ型教育支援ツール。特徴として、ホワイトリスト方式を採用し、アクセスを許可するURLをリスト化して登録するという運用を行う。この運用は確実である反面、アクセスを許可するURLをその都度登録する必要があるなど、教師にとって負担となっていた。この負担を軽減しつつ、ネット上の悪意から生徒児童を守るため、Webフィルタイングソフトとの連携を実現した。
従来のホワイトリスト方式に加え、デジタルアーツが管理・運用するi-FILTERのWebフィルタリングデータベースを利用するブラックリスト方式の選択が可能となる。ブラックリスト方式を利用する場合はアクセス制限リストの管理・運用は不要で、教師は授業に専念できるとしている。
サイバー先生の価格は、台数無制限の学校ライセンスが98万円/学校。端末ライセンスも用意されており、先生PC用が4万9800円/端末、生徒児童端末用が9800円/端末。「サイバー先生 Secured by i-FILTER」を利用する場合は、この料金に加え、生徒児童端末1台あたり年額2520円が必要となる。