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ソフトバンクテレコム、災害対策機能が追加された企業向けオンラインストレージサービス

 ソフトバンクテレコム株式会社は7日、企業向けのオンラインストレージサービス「PrimeDrive」において、ディザスタリカバリ(災害対策)機能を新たに提供すると発表した。標準機能として提供するため、追加費用なしで利用できる。

 「PrimeDrive」は、ソフトバンクテレコムのデータセンターに設置されたストレージサーバーを利用し、ファイルを安全に共有できるオンラインストレージサービス。今回追加されたディザスタリカバリ機能は、遠隔地にあるデータセンターへ30分ごとにデータの差分バックアップを行う機能で、これにより、災害時にデータが失われる危険性を最小限に抑えられるという。

 万一、自然災害などで大規模なシステム障害が起こった場合には、アクセス先をもう1つのデータセンターへ切り替えることで、バックアップされたデータへアクセスすることができる。

 なお、ユーザー企業側での事前設定や追加申し込みなどは不要。既存ユーザーを含めて、全ユーザーが標準機能として利用できる。

 「PrimeDrive」自体の価格は、例として容量1GBの場合で月額1万2600円、5GBで月額4万1790円、10GBで月額7万3290円など。別途、初期費用として3万1500円が必要となる。

(石井 一志)