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アライドテレシス、集中管理にも対応した法人向け無線LANアクセスポイント「AT-TQ3600」

 アライドテレシス株式会社は15日、法人向けの無線LANアクセスポイント「AT-TQ3600」を発表した。価格は11万9800円(税別)で、出荷は4月17日より開始する。

 AT-TQ3600は、2.4GHz帯/5GHz帯を同時に利用できる、IEEE 802.11a/b/g/n対応アクセスポイントで、IEEE 802.11nは3空間ストリームMIMOに対応し、理論値最大450Mbpsの通信が可能という。また、5GHz帯についてはW52/W53に加えて、屋内外で使用可能なW56チャンネル帯に対応しているので、2.4GHz帯に比べて電波干渉の少ない5GHz帯での無線ネットワークを柔軟に構築できるとのこと。

 さらに、アクセスポイント単体での動作に加えて、無線LANコントローラ「Allied Telesis Unified Wireless Controller」を用いた集中管理に対応。アクセスポイント設置や運用の工数を削減し、コントローラ側の機能によって安定した無線LANサービスを提供できるとしている。

 加えて、複数のアクセスポイントで1つのグループを構成して、アクセスポイント間の設定情報を共有したりチャンネルの自動管理を行ったりする「APクラスター」機能や、1つのアクセスポイントを仮想的に複数のアクセスポイントとして動作させるバーチャルアクセスポイント(VAP)機能、PoE受電機能、無線経由でのブリッジを可能にするWDS機能などにも対応した。

(石井 一志)