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KDL、Androidアプリのセキュリティ診断サービス~1個あたり20万円
(2012/12/7 14:35)
株式会社神戸デジタル・ラボは、1アプリあたり20万円のAndroidアプリ・セキュリティ診断サービスを12月10日より提供する。
普及するAndroidだが、紛失やマルウェアといった脅威からアンチウイルスやMDMなどの必要性が高まっている。しかし、Androidにおける脅威はそれらだけでなく、Androidアプリの脆弱性から情報漏えい・介在・乗っ取りなどの問題も多く指摘されている。現にKDLが独自調査したところ、マーケットからランダムに選択したAndroidアプリ1000種のうち、半数以上に脆弱性が存在する可能性が確認されているという。
こうした中、Androidアプリ自体のセキュリティ対策も必要性が高まっているが、端末内の他アプリへの通信などAndroid特有のセキュリティ診断の一部は手動で行う必要があるため、1アプリを診断するだけでも相当の費用をかけなくてはならなかったという。
そこでKDLは、Androidアプリの脆弱性を人の手が介する部分を最小にして診断できる独自のツールを開発。これによって従来の診断コストを劇的に抑えることに成功したとする。
このツールを基に、1アプリあたり20万円の診断サービスを提供。診断項目数は14項目で、3時間以内に診断可能。レポートは2日以内に提出するなど「最速」をうたっている。
KDLでは初年度500アプリの診断、1億円の売り上げを目指す。