バッファロー、Windows Storage Server 2012搭載の法人向けNAS4シリーズ


 株式会社バッファローは17日、法人向けのWindows Storage Server 2012搭載NAS「テラステーションWSS」4シリーズを発表した。2TB(1TB×2)構成のデスクトップモデル「WS5200D0202」(11万5500円)、24TB(4TB×6)構成の「WS5600D2406」(54万6000円)など、HDD内蔵台数の異なるモデルや、ラックマウント型製品もラインアップする。発売予定時期は11月上旬~12月中旬。

6台のハードディスク内蔵する「WS5600D」シリーズHDD数4台の「WS5400Dシリーズ」シリーズ

 Windowsネットワーク環境で、Active Directory認証を利用する法人向けのNAS。HDD内蔵台数や本体形状の異なる4シリーズを基本に、ストレージ総容量がそれぞれ異なるモデルを全9種類用意した。

 Windows Storage Server 2012による各種管理機能に加え、「レプリケーション」機能が利用可能。メイン機のデータをサブ機へ自動でバックアップしてくれる。インターネット経由での遠隔自動バックアップにも対応する。

 ハードウェア面では、従来の「Windows Storage Server 2008」搭載機と比較してCPUやメモリを強化。HDD6台内蔵の「WS5600D」シリーズではAtom 2.13GHz版を、HDD4・2台モデルではAtom 1.86GHz版を採用した。いずれもデュアルコア仕様。また、メモリは全モデルとも2GB(DDR 3)。

 RAID構成は、HDD2台モデルの「WS5200D」シリーズを除いてすべてRAID 5を選択可能。RAID 1/0およびスパニングでも運用できる。USB 3.0ポートに外部ストレージを接続してのバックアップにも対応する。

 このほか、「iSCSI target3.3」対応により、1台の「テラステーションWSS」をNASとiSCSIストレージの2役同時利用も可能。


HDD数2台の「WS5200D」シリーズラックマウント型の「WS5400R」シリーズはHDDを4台内蔵
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