日本IBM、自社のx86サーバー向けにOEM版「Windows Server 2012 IBM版」を提供


 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は5日、自社のx86サーバー「IBM System x」「IBM BladeCenter」「IBM Flex System」のオプションとして、「Windows Server 2012 IBM版」を提供すると発表した。同日発売された最新サーバーOSのWindows Server 2012を、日本IBMからサーバーと一括で購入できるようになる。

 「Windows Server 2012 IBM版」はメモリやHDDなどと同様に、サーバー製品のオプションとして一括購入可能。また、購入した製品は日本IBMが窓口となって一括サポートを提供するため、ユーザーは、契約・発注・保守の窓口を一本化でき、煩雑さが軽減されるとのこと。

 コスト面では、サーバー製品と別々にWindows Serverライセンスを購入するよりも、安価に購入可能な点がメリット。また、Windows Server 2012に搭載される新しいHyper-Vも利用可能なことから、仮想化環境での利用にも対応するとのこと。

 参考価格は、「System x3100 M4」と「Windows Server 2012 Standard IBM版」、CAL(5デバイス)を一括購入した場合で、19万1000円(税別)となる。なお製品は9月5日より販売し、9月14日より出荷を開始する。

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