GMOクラウドPublicでAPIを公開


 GMOクラウド株式会社は25日、パブリッククラウドサービス「GMOクラウドPublic」のAPIを順次公開すると発表した。まずは「GMOクラウドPublic」の仮想サーバー向け管理機能のAPIを公開するほか、9月末までに9機能のAPIを公開する予定

 「GMOクラウドPublic」は、GMOクラウドが提供するIaaS型のパブリッククラウドサービス。今回同社では、顧客からの要望を受けて、サービスのコントロールパネルを経由せずに、ほかのプログラムからクラウドの管理機能を実行できる各種APIを公開することにしたという。

 これにより、例えば仮想サーバーの起動・停止・再起動の自動化システムと連携し、クラウドの管理負担を軽減したり、システム運用ツールと連携し、クラウド上で動作する複数システムの統合管理を行ったり、といったことが可能になるため、より利便性の高いクラウド運用が可能になる。

 まず公開されるのは、仮想サーバーの新規作成・構築や起動・停止・再起動、リソース変更、マイグレーションなどを可能にするAPI。今後はさらに、ファイアウォール、ロードバランサー、ユーザー情報、バックアップ、ネットワーク、テンプレート、ディスク、IPアドレスといったものに関するAPIを順次公開する予定だ。

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