ヴイエムウェア、仮想化・クラウドインフラの統合管理ツール「vCenter Operations Management Suite」を販売開始


 ヴイエムウェア株式会社は26日、仮想インフラを統合管理するツール「VMware vCenter Operations Management Suite」を販売開始すると発表した。仮想化およびクラウド環境の運用を簡素化・自動化し、ユーザー企業がサービスとしてのIT(IT as a Service)を実現できるようにするという。

 vCenter Operations Management Suiteでは、リソース管理ツール「VMware vCenter Capacity IQ」、構成管理ツール「VMware vCenter Configuration Manager」が統合されており、発生しつつある問題の特定、インフラリソースの適切なサイジング、および構成変更によって発生するパフォーマンスの問題などを、特定ならびに修正できるとのこと。

 また、vCenter Operations Managementのダッシュボード機能が強化され、クラウドインフラの健全性、リスク、効率性をより包括的に表示可能となった。このスマートアラート昨日では、健全性、パフォーマンス、キャパシティそれぞれに関して発生しつつある問題をプロアクティブに通知するほか、自動化された根本原因分析機能により、インフラレイヤ全体で、問題の原因となるメトリックを特定可能としている。

 さらに、アプリケーションとそれをサポートするインフラコンポーネントとの関係、および依存性を自動的に検出・マッピングするアプリケーション認識機能を搭載しており、ユーザーは各アプリケーションのニーズに基づいて、セキュリティ管理やディザスタリカバリなどのインフラの運用を最適化できる。

 参考価格は、仮想マシンあたり6250円から。

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(石井 一志)
2012/1/26 14:01