フォースメディア、QNAP製NASのHDD搭載モデルを発売~オンサイトや先出しセンドバック保守も提供


対象製品の1つである「TS-559ProII」

 株式会社フォースメディアは25日、QNAPの企業向けNAS製品群「TS-x59Pro+/x59ProIIシリーズ」「TS-x79Proシリーズ」において、HDD搭載モデルを販売開始すると発表した。

 フォースメディアでは従来、HDDと筐体を別々で販売していたが、ユーザーからの要望を受けてHDD搭載モデルをラインアップした。1TB/2TB/3TB HDD搭載モデルをそれぞれ用意する。参考価格は、4ベイのデスクトップ型(12TBモデル)で24万8000円から、8ベイのラックマウント型(24TBモデル)で49万8000円から。

 また今回、保守サービスとしても、交換品を先に送付し到着後に故障品を送り返す「先出しセンドバック」保守、作業員が出張対応する「オンサイト」保守をそれぞれ提供する。従来の製品保証では修理対応だったため、通常3~5週間の納期がかかり、その間業務が停止してしまうリスクがあった。しかし先出しセンドバック、オンサイトの両保守では、こうしたリスクを最小限にできるとのこと。

 保守費用(3年間)の参考価格は、4ベイのデスクトップ型(12TBモデル)の場合、先出しセンドバック保守で6万4000円から、オンサイト保守では14万円から。一方8ベイのラックマウント型(24TBモデル)は、先出しセンドバック保守で14万円から、オンサイト保守が27万円からとなる。

 なお、先出しセンドバック保守のみHDDレスの製品も対象とするが、ユーザーが購入したHDDは対象外である。

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(石井 一志)
2012/1/25 14:18