ジェイズ、性能を向上した「Cisco IronPort」新モデルを発売


 ジェイズ・コミュニケーション株式会社(以下、ジェイズ)は16日、米Cisco SystemsのWebセキュリティアプライアンス「IronPort S170」、メールセキュリティアプライアンス「IronPort C170」、およびセキュリティマネジメントアプライアンス「IronPort M170」を発売した。直販・パートナー経由で販売する。

 IronPortは、専用OS「IronPort AsyncOS」を搭載した製品群で、Web・メール環境を保護するアプライアンス製品。

 IronPort S170/C170/M170では、旧製品に対して性能を向上。特にディスクI/Oを大幅に改善したのが特長。いずれもデュアルコアCPU、4GBメモリ、250GB HDD×2台、Gigabit Ethernet×5を搭載する。HDDはホットスワップに対応した。

 性能向上に伴い、「バンドルパッケージ」による購入方法も販売構成を変更する。バンドルパッケージとはユーザーが利用したいライセンスを購入すると、そのライセンス数に応じたアプライアンスを1台もしくは2台提供する販売形態。

 従来は250~999ユーザー(Webセキュリティバンドル)、もしくは100~999メールボックス(メールセキュリティバンドル)と設定していたが、新製品では250~1999ユーザー、もしくは100~1999メールボックスまでをサポートする。

 価格は、S170が185万9000円(税別)、C170が152万9000円(同)、M170が130万9000円(同)。

 同社では、旧版からのリプレース需要、他社製品からの乗り換えを狙うともに、標的型サイバー攻撃対策として幅広いチャネルに訴求するとしている。

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