CTC、マカフィーのスマートデバイス管理製品をクラウドで提供


 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は15日、マルチキャリア/マルチOS対応のスマートデバイス管理(MDM)クラウドサービス「deviceSAFE Powered by McAfee(以下、deviceSAFE)」を発表した。企業向けに、2012年1月より無償トライアルを、3月1日より正式提供を開始する。

 CTCは、マカフィーのMDM+アンチウイルス統合製品「McAfee Enterprise Mobility Management(以下、EMM)」のシステム構築事業を2011年8月より開始している。新サービスはEMMをクラウドで提供するもの。マルチキャリア/マルチOS対応のMDMとウイルス対策を同時に実現できる。

 MDM機能では、スマートデバイスを業務利用する際の利用ポリシー作成・配布、デバイスの状態監視、端末紛失時のデータ消去、端末機能制限、パスワード管理などを搭載。管理画面から、各ユーザーの利用端末、使用アプリ、バージョン確認はもちろん、一部設定流し込みや各企業専用の推奨アプリダウンロードサイトも利用できる。加えてウイルス対策ソフトの管理機能が提供される。

 すでにスマートデバイスを業務利用している企業でも導入が容易なほか、クラウドサービスなので運用・管理に関する業務負荷を大幅に削減できるという。

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