日本IBM、POWER7搭載ブレードの新モデル~処理性能が約6割向上


IBM BladeCenter PS704 Express

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は13日、POWER7プロセッサ搭載のサーバーブレードを同日より販売すると発表した。シングル幅で16個のプロセッサコアを搭載した「IBM BladeCenter PS703 Express」(以下、PS703)と、ダブル幅で32個のプロセッサコアを搭載した「IBM BladeCenter PS704 Express」(以下、PS704)の2製品で、最小構成価格はそれぞれ、194万3900円(税別)から、532万6800円(税別)から。出荷は5月20日より開始される。

 新たに提供されるサーバーブレードは、従来製品より動作周波数を抑えたPOWER7プロセッサを活用することで、従来の2倍のプロセッサコアを実装できるようにしたもの。同じ消費電力あたりの処理性能を比較した場合、PS704は従来の「PS702」と比べ、約6割の向上を実現しているという。また、SSDをオプションで搭載することも可能だ。

 PS703は、2.4GHzの8コアPOWER7を最大2基搭載でき、メモリは最大128GB、HDDは最大600GBまで内蔵可能。PS704は、2.4GHzの8コアPOWER7を最大4基搭載でき、メモリは最大256GB、HDDは最大1.2TBまで内蔵できる。

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