D-Link、GbEアップリンクやIPv6に対応したレイヤ3スイッチ~24ポートの100BASEポートを搭載


DES-3810-28

 ディーリンクジャパン株式会社(以下、D-Link)は28日、管理機能付きのレイヤ3スイッチ「DES-3810-28」を発表した。価格は19万8000円で、販売はすでに開始されている。

 DES-3810-28は、100BASE-TX/10BASE-Tポートを24基備えた、IPv6標準対応のレイヤ3スイッチ。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TとSFPのコンボポートも4基備えており、アップリンクなどに使用することができる。

 VLAN、QoS、各種スパニングツリーなどの機能に加え、セキュリティ機能として、レイヤ2~4のアクセスコントロールリスト、ブロードキャストストームコントロールおよび各種認証機能を搭載。認証については、802.1X認証やWeb認証、MACアドレス認証が可能なほか、スイッチの同一物理ポート内に、3種類の認証を混在させることもできる。

 さらに、リンクダウンを瞬時に検出し、ループ等の障害を防ぐEthernetRings Protection Switching(E-RPS)機能、さらにCFM(ConnectivityFault Management)などを含むイーサネットOAM機能によりネットワークの状態を把握し、保守・運用を行うネットワーク管理者の負担を軽減できるという。

 なお、従来から提供されているDGS-3120シリーズと同様、DES-3810-28では標準のスタンダードイメージ(SI)、拡張ライセンスのエンハンスドイメージ(EI)と、2種類のライセンスが用意される予定。現段階では、基本機能を備えたSIでの提供となり、今後提供されるEIによって、RIPng、OSPFv3、BGPといったレイヤ3機能や、MPLS関連の機能が拡張されるとしている。

関連情報
(石井 一志)
2011/2/28 14:40