クオリティ、CDPアプライアンスにクライアントバックアップ向けライセンスを追加


 クオリティソフト株式会社(以下、クオリティ)は28日、CDPアプライアンス「Quality Quick Recovery(QQR)」において、クライアント端末のバックアップに特化した「QQRクライアントライセンスパック」を、同日より提供すると発表した。

 Quality Quick Recoveryは、サーバーなどのデータバックアップをリアルタイムで行い、任意の時点への復旧を可能とするCDPアプライアンス。データだけでなく、OS全体も保護対象としており、変更を常時記録・トラッキング(永久増分バックアップ)することで、万が一の際も、過去の任意の時点に即座にリカバリできる点が特徴だ。

 従来のサーバー型ライセンスでは、1台のバックアップ対象サーバーにつき1ライセンスを必要としたが、今回提供するQQRクライアントライセンスパックでは、バックアップ対象OSをクライアントOSに限定し、ライセンス数の上限なく利用できるようにしている。クオリティでは、サーバーあたり約30台まで検証実績があるという。

 対象となるOSは、Windows 7 Business/Ultimate/Enterprise(32ビット・64ビット)、Vista Business/Ultimate/Enterprise(32ビット・64ビット)、XP Professional SP以降(32ビット)。

 QQRクライアントライセンスパックの参考価格は9万円(税別)、QQR Ver.1.1の参考価格は2TBモデルが140万円(税別)、9TBモデルが250万円(税別)。

 なおクオリティでは、年間に100台、1億円の売り上げを見込んでいる。

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