マカフィー、SaaS型Webセキュリティソリューション「SaaS Web Protection」


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 マカフィー株式会社は14日、クラウドベースのWebセキュリティソリューション「McAfee SaaS Web Protection」を、2月21日より提供開始すると発表した。ハードウェアやソフトウェアを導入しなくてもすむため、迅速にサービスを開始できるのが特徴という。

 SaaS Web Protectionは、WebセキュリティをSaaS形式で提供するソリューション。インターネットとユーザー環境をダイレクトにつなぐのではなく、間にマカフィーのデータセンターを経由させ、そこでコンテンツのフィルタリングやスキャンなどを行う仕組みを採用している。

 コンテンツは100以上のカテゴリに細分化されており、ポリシーに従った柔軟な制御を実行可能。また、マカフィーのソフトウェアやアプライアンスなどと同様、リアルタイムの保護を実現するクラウドサービス「Global Threat Intelligence」を採用し、高いレベルの保護率を実現しているとのこと。

 さらに、一般的なクラウドサービスと同様、初期投資を削減できるほか、メンテナンスコスト、管理コストが不要な点もメリット。加えて、事業所が分散している企業やITリソースが限られている企業でも、Webトラフィックをマカフィーのデータセンターにリダイレクトするだけで、迅速な導入が可能としている。

 価格は規模によって変わるが、11~25ノードの場合、1ノードあたり6258円から。

 なおマカフィーでは、SaaS型メールセキュリティソリューション「McAfee SaaS Email Protection」も、SaaS Web Protectionと同じ2月21日より提供開始する。こちらの価格は、11~25ノードの場合、1ノードあたり4683円から。

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