NEC、消費電力を大幅に削減したネットワークスイッチ新モデル~「エコモード」も利用可能


24ポートモデルの「QX-S424E」

 日本電気株式会社(NEC)は、ネットワークスイッチ「UNIVERGE QXシリーズ」において、消費電力を削減したスイッチを、1月11日より出荷開始する。新たに提供されるのは、100BASE-TX/10BASE-T対応の8ポートモデル「QX-S408E」、16ポートモデル「QX-S416E」、24ポートモデル「QX-S424E」と、Gigabit Ethernet対応の20ポートモデル「QX-S4020P」の4製品。

 新製品はいずれも、省エネ法に対応するため、高効率な電源部品の採用などにより、従来製品から消費電力を大幅に削減しているのが特徴。特にQX-S424Eでは、従来の14Wから7.7Wとなり、50%近く削減されているという。また、100BASE-TX/10BASE-T対応の3製品では、本体にあるエコボタンを押すと、未使用ポートへの電源供給停止、LED消灯などによって消費電力を減らす「エコモード」へ移行することもできる。

 また、最上位製品のQX-S4020Pでは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×16ポートと、SFP×4ポートを備え、光ファイバーによるアップリンクにも利用可能。IEEE 802.1X認証やVLAN、スタティックルーティングなどの機能も備えている。

 価格は、QX-S408Eが1万3000円(税別)、QX-S416Eが3万1000円(税別)、QX-S424Eが4万1000円(税別)、QX-S4020Pが14万8000円(税別)。

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(石井 一志)
2010/12/17 12:00