米Juniper、仮想セキュリティソフトを提供するAltorを買収


 米Juniper Networks(Juniper)は6日、仮想セキュリティ技術を手がけるAltor Networks(以下、Altor)を買収したと発表した。買収額は現金約9500万ドル。Juniperがすでに保有していたAltor株式の正味価格に該当する。

 同買収は、これまでのAltorとの技術提携関係に基づくもので、「Juniperは物理・仮想システムを保護するスケーラブルな統合セキュリティアーキテクチャを提供できるようになり、仮想セキュリティ分野での地位をさらに高めるもの」と説明している。

 Altorは、ハイパーバイザーベースのファイアウォール・IPS・ネットワーク可視化機能などを提供するソフトを開発しており、日本国内ではマクニカネットワークスが総販売代理店を務めている。

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