システムエグゼ、最新DBに対応したテストデータ生成ツール


 株式会社システムエグゼは8日、データベース(DB)開発検証用の疑似データを作成するツール新版「DBエース データマスキングエディション Ver.1.4」を発表した。2011年1月より出荷する。

 同製品は、本番環境のデータベースから抽出した実データを基に、マスキングや疑似データへの変換により、機密情報を秘匿化しながら高精度なテストデータを生成するもの。新版では、対応データベースにOracle Database 11g Release 2、Microsoft SQL Server 2008を追加した。

 また、データロード処理の改善により前版と比べて約50%のパフォーマンス改善、GUI画面表示機能の見直しによるユーザービリティ向上、CUI機能の強化などを図った。

 同社は「GUIによる操作で、変換対象カラムの指定、変換方式の指定などの設定と実行が可能であり、テストデータの作成に多くの費用と工数を費やす必要はない」とアピール。「本番データベースからのデータアンロード、検証環境データベースへのデータロード機能も搭載し、一連の作業をワンストップに実現し、生産性を向上できる」としている。

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