日立ソリューションズ、JP1ソリューションのメニュー体系を一新


 株式会社日立ソリューションズは、株式会社日立製作所の統合システム運用管理製品「JP1」シリーズの導入を支援する「JP1ソリューション」のメニュー体系を一新したと発表した。今回のメニュー体系に新たに追加された「JP1ジョブ管理快適運用ソリューション」および「JP1ジョブ管理移行ソリューション」は12月6日から提供開始する。

 日立ソリューションズは、10月に日立ソフトウェアエンジニアリングと日立システムアンドサービスが合併した新会社。合併前の日立ソフト・日立システム両社では「JP1」シリーズをベースとした運用管理システムを提供してきた。今回発表された「JP1ソリューション」の新メニュー体系では、導入、移行、運用および連携の4つのカテゴリーに分け、合併前の両社が提供していたソリューションやサービスを一本化して提供することで強化を図った。

 「JP1ソリューション」の新メニュー体系は、導入向け「JP1導入ソリューション」、移行時は「JP1ジョブ管理移行ソリューション」を提供。運用ソリューションは、「JP1アドバンスドサポートサービス」、「JP1ジョブ管理快適運用ソリューション」、「JP1統合管理スマート監視ソリューション」の3つを提供。関連製品との連携ソリューションとして、「JP1システム関連製品導入ソリューション」を提供する。

 新メニューで新たに追加された「JP1ジョブ管理快適運用ソリューション」は、日常の定型業務や業務運用を自動スケジュール化する「JP1/Automatic Job Management System 3」の稼働状況をグラフや表にまとめ、稼働状況や障害の予兆などの診断結果や改善案を報告することにより管理を効率化する。また、「JP1ジョブ管理移行ソリューション」は、他社のジョブ管理製品から「JP1/Automatic Job Management System 3」への移行時の定義情報を独自開発の技術により変換するもの。

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