デル、「System Center Essentials 2010」を同梱したサーバー新製品


Dell PowerEdge R410

 デル株式会社は1日、マイクロソフトの統合システム管理ソリューション「System Center Essentials 2010(以下、SCE 2010)」をバンドルしたサーバー新製品「SCE 2010 with Dell PowerEdge R410」の販売を開始した。SCE 2010をバンドル提供するのは国内初という。

 SCE 2010は、物理・仮想環境に展開されたサーバー・クライアント製品を統合管理できるソリューション。SCE 2010に最適化された構成のサーバー「Dell PowerEdge R410」にバンドルされ、デルからハードウェア・ソフトウェアの一元的なサポートを受けられるのがメリット。

 Hyper-Vによるサーバー仮想化が増えているが、評価やテスト環境用、またはスタンドアロンの状況で構築され、IT担当者が個別に管理しているケースが多いという。こうした環境に新製品を導入することで、物理・仮想サーバー合わせて最大50台まで、クライアント製品を最大500台まで一元管理できる。さまざまな運用を効率化し、トラブルへの迅速な対応が可能だ。

 このほか、スケジュール設定可能なパッチ管理、Dell EqualLogicストレージを含む周辺機器の管理、Dell Management Packsと組み合わせての詳細な稼働監視などが可能。

 価格は、Xeon E5506、4GBメモリ、450GB HDD×4という推奨構成で60万5850円から。

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(川島 弘之)
2010/11/2 06:00