ヴイエムウェア、中堅・中小企業に特化した仮想化支援ポータルを開設


 ヴイエムウェア株式会社は1日、中堅・中小企業の仮想化を支援する情報ポータルサイト「IT価値創造塾」を開設し、同日から運営を開始すると発表した。中堅・中小企業では、その規模・業態によって解決したい課題が異なること、また大企業の事例が必ずしも有益ではないことなどから、特化したポータルサイトの開設を決めたという。

 具体的には、中堅・中小企業にとって有益と思われる、パートナーの各種ソリューション、事例などを配信する。特に事例に関しては、「IT価値創造塾」と連動するコンテンツ「VMware パートナ事例検索サイト」を11月9日に開設する。ヴイエムウェアでは、この検索サイトへの事例掲載は、パートナー自身が無償で行えるようにしており、多数の掲載を見込んでいるとのこと。

 このほか現在は、仮想化について解説した「仮想化ってなに?」、中堅・中小企業向け製品紹介などを掲載しているほか、「中小・中堅企業に仮想化は必要か?」といったコラムや、「VMware vSphere Hypervisorを使った無償仮想化の手引き」などを掲載する予定で、順次コンテンツを拡充する予定としている。

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(石井 一志)
2010/11/1 14:43