大塚商会とサイオス、電子文書管理を促進するスキャナソリューション


 株式会社大塚商会とサイオステクノロジー株式会社(以下、サイオス)は1日、電子文書管理を促進するスキャナソリューションの提供を開始した。

 同ソリューションでは、リコー製複合機(MFP)のスキャナー機能を活用。サイオスが開発した「Quickスキャン V2」をMFPに搭載することで、紙文書をPDFや画像(TIFF/JPEG形式)へ簡単に変換し、文書内の語句での全文検索を可能とする。

 文書管理システムとの連携も容易なほか、非圧縮時と比べて約1/3のファイルサイズの高圧縮ドキュメントへの変換も実現。オプションとして、読み取った文書を編集可能なファイル(Word/Excel/PowerPoint)へ変換する機能も用意するため、電子化された文書をデータとして容易に「保存」「管理」「再利用」できるという。

 大塚商会による導入支援サービスも含まれる。同社が企業における電子化の目的と現状業務を把握し、その環境や業務・運用方法に合わせたシステムの導入や運用について指導。個々の企業の業務形態に則した運用が可能という。

 価格は、「Quickスキャン V2」が7万円(税別)、導入支援サービスが5万円(同)から、たよれーる保守がMFP1台につき9600円(同)/年。MFPおよびMFP保守が別途必要。

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(川島 弘之)
2010/9/1 12:10