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ウイングアーク1stとNEC、大規模データ向けデータ分析基盤で協業強化

 ウイングアーク1st株式会社は17日、日本電気株式会社(以下、NEC)と、大規模データにおけるデータ分析基盤において、協業を強化すると発表した。製造業でのセンサーデータ収集による故障の未然防止や、金融業での取引の異常監視を始め、大容量のデータを蓄積できるデータ分析環境の構築を支援する。

 ウイングアーク1stとNECでは、2014年から、NECのx86サーバー「Express5800/R140f-4」、ストレージ製品「iStorage Mシリーズ」と、ウイングアーク1stのBI・情報活用基盤「Dr.Sum EA」「MotionBoard」との性能検証を実施してきた。この性能検証では、数億〜数百億件のデータ分析を想定しており、従来比で数倍〜数十倍の集計速度の向上を確認したという。

 両社では今回の性能向上を受け、製造業でのセンサーデータ収集による故障の未然防止、金融業における取引の異常監視など、ビッグデータ分析を実践的かつリーズナブルに実施できるものと判断し、大規模データにおける展開を本格化する考え。具体的には、各種センサーなどで収集されるライフログ分析の実証実験に着手し、ビッグデータ分析の実用化に向けた取り組みを開始するとした。

 また両社は、今回の発表に伴って、大規模データ分析のトライアルユーザーを限定募集するとのこと。

(石井 一志)