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インフォア、倉庫管理機能やUIなどを強化したサプライチェーン実行系製品の新版

 インフォアジャパン株式会社は2日、サプライチェーン実行系アプリケーション「Infor SCE(Supply Chain Execution)」の新版「同 10.4」を、同日より日本市場で提供開始すると発表した。

 「Infor SCE」は、倉庫管理システム「Infor WMS」に、労務管理、3PLビリング(請求処理)、輸送管理機能を組み合わせたサプライチェーン実行系アプリケーション。在庫や倉庫スペース、倉庫で働く人員を最適化し、複雑なサプライチェーンにおけるビジネスプロセスを合理化できるという。また、オンプレミスとクラウドの両形態が用意されており、必要に応じて選択可能だ。

 今回の新版では、さまざまな業界の顧客からのフィードバックを反映し、フルフィルメント(商品受注から出荷管理の一連の作業)に対応した動的スロッティング機能を新たに搭載した。これを利用すると、倉庫管理者に対して、商品の回転スピードやほかの関連情報の変化に合わせた倉庫レイアウトの組みなおしを提案可能という。

 また入庫品質管理機能が追加された。この機能では、入庫品をサンプリングして品質調査を実施し、その結果を効率的にトラッキングできるとのこと。さらに、既存のtelnetでのRF(無線)デバイスへの対応に加え、HTML5に基づくRFデバイスでのWeb UIが提供可能になった。このためユーザーは、プラットフォームに依存せずRFデバイスやスマート機器を活用できるとしている。

 あわせて、小売り・ヘルスケア・3PLの3つの業界向けダッシュボードが追加され、業界特有の評価指標やKPIを閲覧できるようにしたほか、コードの変更なく、ユーザー自身が画面をカスタマイズできる拡張機能を追加した。新しいRFデバイスの画面デザイン機能や、UI/フォームベースの画面設定機能などを含んでおり、Infor Reporting 10.4への対応や、ガントチャート形式でアポイントメントを確認できる新しいグラフィカルビューも追加されている。

(石井 一志)