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TISと奈良先端大、ロボットと人との対話処理に関する共同研究を実施

 TIS株式会社と国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(奈良先端大)は12日、音声や画像、言語などの複数の情報源を用いて、ロボットと人とのパブリックスペースにおけるスムーズなコミュニケーションの実現を目指す「マルチモーダルインタラクションを用いた対話処理に関する研究」を、2015年11月から共同で開始したと発表した。

 TISでは、音声や画像、言語などの複数の情報源を用いてシステムとコミュニケーションを行う手法である「マルチモーダルインタラクション」について、今後普及が期待されるロボットとの高度な対話コミュニケーション処理を実現するための重要な技術領域だと説明。対話処理に関してトップレベルの研究成果を出している奈良先端大の知能コミュニケーション研究室と共同研究を行うことで、ロボットの対話機能の高速化、高度化を実現し、ロボットと人との高度な対話コミュニケーション処理のビジネス活用を目指していくとしている。

研究のイメージ

 研究期間は2015年11月〜2016年3月。音声、画像、音声認識後のテキストなどを用いてユーザーの反応を理解する「ユーザー理解」、ユーザーに提案を行うのに必要な特定ドメインに関する知識構造を構築する「ドメイン知識」、ユーザー理解とドメイン知識を基にユーザーにとって最適な提案を実現する「対話制御」、ユーザーの感情などを反映した発話やジェスチャー制御を実現する「発話、ジェスチャー制御」などの項目について研究を行う。

 TISでは、「機械学習」「自然言語処理」に関わるAI技術の強化のために「AI技術推進室」を2015年11月に新設し、ビジネス活用に向けた技術研究・検証などを進めており、今回の共同研究もその一環として実施すると説明。今後も学術機関との産学連携の共同研究などを通じて、ビジネス活用に向けた技術開発を推進していくとしている。

(三柳 英樹)