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「GMOプライベートDMP」が「Yahoo! DMP」と連携、企業保有データとYahoo!のビッグデータを掛け合わせた分析を可能に

 GMO NIKKO株式会社は24日、データマネジメントプラットフォーム(DMP)サービス「GMOプライベートDMP」において、ヤフー株式会社が提供するDMP「Yahoo! DMP」との連携を12月9日から開始すると発表した。

GMOプライベートDMPとYahoo! DMPの連携イメージ

 GMOプライベートDMPは、ユーザーのウェブ行動データや企業が保有する顧客データを集約・統合し、その統合データを分析することでユーザーセグメントを作成できるサービス。抽出したセグメントデータは、広告配信やメール配信などの連携サービス、外部のマーケティングツールやリサーチツールと連携させることができる。

 Yahoo! DMPは、企業が保有する各種データと、Yahoo! JAPANが提供するサービスにおけるユーザーの検索履歴やページ閲覧履歴などを基に構成されるマルチビッグデータを掛け合わせて分析でき、ターゲット層のステージ・状態に合わせた戦略的なマーケティング施策を可能にする。

 両DMPの連携により、企業が持つデータとYahoo! JAPANのマルチビッグデータを掛け合わせた分析が可能になり、精度の高いセグメントが作成できるとともに、ユーザーの行動予測モデルを立て、潜在顧客層や、優良顧客になる見込みのあるユーザー層を抽出することができる。こうして作成した各セグメント(ユーザー層)にきめ細やかなアプローチを行うことで、コストの無駄なくマーケティング施策の最適化を図れるとしている。

 また、Yahoo! DMPを通じて作成したセグメントは、「Yahoo!プレミアム DSP」や「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」などを通じた広告配信に活用することができ、ターゲットとなるユーザー層に最適なメディアに広告を掲載できるとしている。

三柳 英樹