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サイバートラスト、「DigiCert EV コード署名証明書 プレミアム」の提供を開始

 サイバートラスト株式会社は19日、ソフトウェア開発者向けのコード署名証明書の新サービスとなる「DigiCert EV コード署名証明書 プレミアム」の販売を開始した。年間ライセンス料は1社あたり9万5000円(税別)。

 コード署名証明書は、開発者がソフトウェアにデジタル署名を行うことで、ソフトウェアの「発行元」や「ソフトウェアが改ざんされていない」ことをユーザーに明示し、正規品であることを証明するもの。「EV コード署名証明書」により署名されたソフトウェアは、マイクロソフトのSmartScreenフィルター機能において、すぐに高評価を得ることができ、ソフトウェアのダウンロードや実行時に警告が表示されなくなる。

 販売を開始した「EV コード署名証明書 プレミアム」は、「EV コード署名証明書」と「通常のコード署名証明書」をセットにしたもの。2種類のコード署名証明書を利用できるため、さまざまな開発ニーズに応えることができる。

 「EV コード署名証明書」はセキュリティが強化されており、証明書の秘密鍵をエクスポートして持ち出すことができないよう、証明書がUSBトークンに格納されて提供される。一方、「通常のコード署名証明書」はファイル形式で提供されるため、複数拠点での使用や署名時にpfxファイルを指定する開発環境においても利用できるメリットがある。

三柳 英樹