ファイア・アイ、富士通とパートナー契約を締結、標的型攻撃対策製品の拡販で協業

　ファイア・アイ株式会社は15日、富士通株式会社とパートナー契約を締結し、ファイア・アイの標的型攻撃対策製品が富士通の取り扱い製品としてラインナップされたと発表した。

　ファイア・アイと富士通はこれまで技術面で提携し、既に「FUJITSU Software Systemwalker Security Control」や、富士通のグループ会社である株式会社PFUの「iNetSec Intra Wall」との連携を行っている。

　富士通はファイア・アイ製品の販売、一次保守だけにとどまらず、運用・監視サービス、連携ソリューションを含めた商品を順次提供していく。また、今後の予定として、FUJITSU Network IPCOM EXシリーズとの連携も計画。顧客企業は、富士通および富士通グループ会社、富士通パートナー企業から、これらの標的型攻撃対策商品やサービス、ソリューションを購入できる。

　ファイア・アイと富士通では、今回の契約により、官公庁、地方自治体、製造、金融、流通、通信などあらゆる業種で標的型攻撃を受けるリスクが年々高まっていることに対応すると説明。富士通は、標的型攻撃対策のトータルソリューションの提案、検証、導入、運用を行い、ファイア・アイはそれらの支援で連携する。