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サイバートラストとワンビ、端末認証サービスと持ち出し防止ソリューションを連携

 サイバートラスト株式会社とワンビ株式会社は27日、サイバートラストの端末認証サービス「サイバートラスト デバイス ID」と、ワンビの法人向けモバイルデバイス監視ソフトウェア「OneBe UNO」に関して協業すると発表した。

 「サイバートラスト デバイス ID」は、会社が許可した端末を厳格に認証し、安全なネットワークアクセスを実現するマルチデバイス対応のデバイス証明書管理サービス。マルチデバイス、マルチネットワーク環境において、不正端末からのアクセスを防止し、安全に情報資産を活用できる共通の端末認証基盤を実現する。

 「OneBe UNO」は、店舗やショールーム、病院、倉庫など使用範囲が限られる、持ち出し禁止のPCやWindowsタブレットにインストールする、スタンドアロン型のセキュリティソリューション。ネットワーク状況や位置情報、電源の接続を監視し、利用ポリシーに違反した状況を検知すると、大音量アラームや入力デバイスのロック、強制シャットダウンにより、不正利用や不正持出を防ぐ。ノートPCやタブレットのほか、Windows 8.1搭載の専用端末や組み込み端末にも対応する。

 協業では両サービスの連携により、デバイス証明書によって強固な端末認証を実現するとともに、Windows端末に登録されたデバイス証明書の有無や有効期限を検知することで、端末を強制的にロックし、操作不能とすることが可能となる。サイバートラストとワンビでは今後、デバイス証明書が失効された端末の監視による端末の強制的なロックや、ノートPCやタブレットのほか、Windows搭載の専用端末や組み込み端末への対応を行っていく予定。

三柳 英樹