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AWS上のWebアプリをWAFで保護、サーバーワークスが構築・運用支援サービスを提供

 株式会社サーバーワークスは7日、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)をAmazon Web Services(AWS)のクラウドサービス上で展開する「WAFスターターパック」を、提供開始すると発表した。

 「WAFスターターパック」は、AWS上でのWAF環境構築を支援するサービス。ユーザーのAWS環境に合わせたWAFの設計から構築までを提供するほか、バージョンアップからフィードバックまで、フルマネージドの運用サービスも提供するという。

 ユーザーはこれを利用すると、AWS上のWebアプリケーションを保護するWAFを、迅速に導入可能。既存のAWS環境の構成を大きく変えずにWAFを導入できるため、構成変更の手間を最小化しつつ、セキュリティレベルの向上を実現するとした。

 また、難易度の高いWAF運用も全面的にサポートするので、ユーザー側に専門的な知識を持つエンジニアがいなくても、WAFが提供する高度な保護機能を利用できるとのこと。

 なおWAF製品としては、Impervaの「Imperva SecureSphere Web Application Firewall」を利用する。

 価格は、初期費用が120万円、月額費用が20万円で、別途ライセンス費用やAWS利用料が必要になる。

石井 一志